今月のランク5到達デッキ:Asmodaiミッドレンジハンター

 今月もランク5になったので使ったデッキを紹介します!

 …普通こういうのはレジェンド到達したのを報告するもんですが。私レベルの初級者の場合は毎月レジェまで行けるか分からないですし、行けたとしても月の末も末になるので。
 まあ、初級者の目標としては、はるか遠くのレジェンドよりも、その手前、ランク5の方が連勝ボーナスもあるので現実的ですし、報酬にゴールデンエピック貰えるという見返りも大きいですから。

f:id:kadoha:20170912101754j:plain

 色々データまとまってるので、Hearthstone Deck Trackerの画面をそのままペタリ(↑の画像よく見ると、セーブポイント直前でドルイド6連戦とかゲボ吐きそうなことやってますが、その前も含めると15戦中11戦ドルイドというク○ゲーっぷり)。
 使ったデッキはAsmodaiさんがレジェンド1位に到達したハンター。TopDecksでの紹介見るとミッドレンジハンターに分類されてますが、3マナ以下が25枚で、5マナ以上のミニオンは1枚挿しのサバンナハイメインのみと、かなり前のめりな構成で、マナカーブはフェイスハンターのようにも見えます。使われてるカードはこれといって目新しいものはないんですが、構成全体のバランスをよくよく見るとちょっと面白い、という感じのデッキ。

 まず目を引くのがブラッドセイル&パッチーズの簡易海賊セットの採用。色んなアグロデッキに出張してる海賊セットですが、獣シナジーが重視されるハンターではやや珍しい印象。1マナを厚くしたいならカニやインコ入れることの方が多いですので。でも、使ってみるとやっぱり便利。そら色んなデッキに入るはずだわと。獣の相棒の鳥とのコンビでの2点突撃パッチーズが窮地を救うなんて場面もありました。
 12枚と非常に分厚い3マナでは、獣の相棒とサメグマの同時採用に必殺の一矢の2枚挿し。
 獣の相棒とサメグマは二者択一で選ばれがちですが、どっちも強いんだからどっちも入れればいいじゃないという。サメグマ→猟犬使いの流れはやっぱりめちゃくちゃ強い。
 必殺の一矢2枚は、最近になって増えてきた印象。ちょっと前は1枚入るかどうかだったと思うんですが。中盤の相手ミニオンはこれとイーグルホーンボウで処理していければ。2T目にポンと出てきた終末預言者に突き刺すのもあり。相手のミニオンが並ぶと狙ったところに飛ばなくなるので、出し惜しみせずにバシバシ撃ってしまってよさそうです。翡翠の巨像が出てきた時に50%に賭けて一か八かでぶっ放すのは出来ればやりたくないですが。でもやらざるを得ない時もあります。
 追跡術、縫い目の追跡者、DKレクサーと、ハンターとしてはドローソースが豊富なのも特徴。DKレクサーなどはこの前のめりのデッキの中では重たいし必要なのかな?とも思ったんですが、DKレクサーさえいれば手札切れの心配せずに全力で前のめっていけるので、むしろこの軽いデッキ構成に合ってる、のかも(まだちょっと疑問がある)。
 どのタイミングでDK化するかは、通常のハンターのヒーローパワーも強いので悩ましい場面も多いですが、2、3T以内に押し切れるプランがなければさっさとDK化してバ獣に期待した方が良さそうです。DK化する時の2点AoEは、DKアンドゥインとは真逆でターンが進んで大型ミニオンが盤面に出て来るほど価値なくなりますし。

 相性は、↑の画像にのってるHSREPLAY.NETのデータの通り。メイジ、海賊ウォリアーにガン有利、プリーストに微有利、ドルイド、マーロックパラディン、進化シャーマンには不利。
 特に強いのが対海賊で、私も6-2と大きく勝ち越し。海賊を食べるカニはもちろん、武器を壊せるブラッドセイルの海賊、ヒドラを落とせる必殺の一矢、3体目以降のカニを呼び出せる縫い目の追跡者と、海賊をメタるカードが揃ってます。
 逆に弱いのがデータでも勝率4割を切ってしまってる進化シャーマン。こちらのサメグマ→猟犬使いの必殺ムーブは退化で潰されるし、猟犬を放てが入ってないので相手の横並びの速度についていくのも難しい。
 肝心の対ドルイドについては、アグロドルイドに対しては4-2。キツイ相手ですが勝ち筋はあることはある、という感じ。鬱陶しいクリプトロードや凶悪なヒドラを必殺の一矢で落としたいです。
 翡翠ドルイドには1-9。うーん、無理。さすがに勝率10%は相性云々以前に私の腕に大きな問題あるんですが。究極撃たれる前に殴り倒そうと思っても、ミニオン展開すると虫害が待ってるという八方塞がり。初手に出した野良猫や海賊セットのせいで虫害が増殖してしまうという、初手=敗着になりかねない恐怖。かといって相手がアグロドルイドの可能性もあるわけで、出さずにパスするわけにもいかない。
 虫害以外にも翡翠の巨像、始祖ドレイク、DKマルフィリオンと次々出て来る高ヘルスの挑発ももちろん厄介。特にあとちょっとまで詰めたところでのDK化されて体力回復&挑発2体は絶望しかありません。かといってこっちもDK化してバ獣でじっくり対抗しようとしても、基本1Tに1匹しか出せないバ獣では、ボンボン横に広がっていく翡翠に押し潰されます。結局、相手が事故ってるのを期待して、強化サメグマで全力で殴りにいくしかないんでしょう。

 テンポよくミニオン展開からバフで強化して殴っていき、ドローソースでハンド補充してフィニッシュ、という戦い方は初級者にも分かりやすく爽快感ありますし、DKレクサーでのバ獣作りも相変わらず楽しいです。今後さらに増えるであろうプリーストに対しても、攻撃力4のミニオンたちで押して行けば戦えます。おすすめ。