【グウェント】【翻訳記事】12月パッチ前のメタレポート
どうも、ばーいんです。
先月末、PCでの正式版発売以来、グウェントをプレイしています。とても楽しんでやってるんですが、悩ましいのが正式版に対応した日本語で読めるグウェント情報サイトが少ないこと。リリースから1ヶ月経つのにwikiすら旧版のものしかない(あったら教えてください)という現状。来週にはコンソール版もリリースされるというのに。
なので、グウェント情報得るには海外記事に頼るしかない。ということで、自分用に海外記事を翻訳して読んでたのですが、せっかくなのでそれを載っけます。もともと自分用なのと英語力もグウェントの知識も心もとないところあるためだいぶざっくりした訳となってますので、なんだこれと思う箇所あったら原文に当たってください。
元記事は、こちらのTeam RankStarのリポート。
teamrankstar.com
記事中のデッキリストの画像は、こちらのDeckBuilderを使用しています。
なお、前回のリポートは、グウェント攻略データベースさんが翻訳されています。
gwent-database.com
前書き
コンソール版のリリースに伴い12月4日にパッチが配信されるのにもかかわらず、デッキビルダーたちは現在のトリカブト環境への対策にせっせと取り組んできた。このメタがまだ残ってるうちに、これらの研究成果と環境に出てきたデッキリストを取り上げておこうと思う(トリカブトは次のパッチで重いナーフをうけるだろうと、公式のCDPRフォーラムで他のいくつかの変更点とともにリークされている)。加えて、プレイが面白く、正確に扱えれば強力なポテンシャルのあるデッキもいくつか取り上げてみた。以下の9つのデッキを楽しんでもらいたい。
スケリッジ
GOLDEN FROTH(黄金の泡)
黄金の泡は前回の修正で13コストにナーフされ多くの人はすぐに使わなくなったが、今でもいくつかのポピュラーな環境デッキに対して強さを発揮する。特に海イノシシ号、トリカブト、狂騒、森ビッグなどに対して相性が良い。
以前の泡デッキのリストと同様、このデッキのプレイングはシンプルで、多くのユニットを1列に並べていき(ウィッチャー3人衆や、ハラルド・ハウンズノートのがいこつ、破棄することで盤面に出てくるテルショックの散兵といったユニット)、それから黄金の泡を1度、グレミストがいれば2度使う。
さらに、狂騒要素はロングラウンドで助けになる。クラフ・アン・クライトと軽量ロングシップでダメージを与え、スヴァンリッジ、ドナール、デンジェ、海賊長でアドバンテージを取る。
このリストを試してみれば、黄金の泡がいまだ中長期戦では非常に強力だと分かるだろう。この独自なリストはMagus of the Moonによって作り上げられた。
EIST WARRIORS
(注:なぜか↑のリーダーのアイコン画像は不具のハラルドになってますがアイストです)
このデッキは12月のパッチでのアップデートによるメタが含まれている。ザヴィエル・レメンスが12月のパッチでナーフされる予定なので、このデッキを含め、墓地に軸を置いた戦略が再浮上することが期待される。
このデッキはスケリッジの戦士シナジーに着目し、ジュッタ・アン・ディムンとテルショックの古参兵を中心とする。
これらは戦力値の半分のダメージを受けて盤面に出てくるユニットだが、ベッカーの邪鏡とシグルドリファの儀式を用いればフルの戦力値以上で展開することができる。ジュッタ+ベッカーの邪鏡は2枚で18点プレイとなり、シグルドリファの儀式はジュッタを強力な12点フィニッシャーとして墓地から召喚できる。さらに、ヤルマール・アン・クライトはジュッタや古参兵のもつ高い戦力値を除去として活用できる。
このデッキは12月のパッチ以降、より多く見られるようになることが期待される。今から一足先にスタートを切ってみよう!
CORAL LIPPY
あなたが楽しさを求めているなら、このデッキはぴったりかもしれない。この独自なデッキは、 コーラルのスペシャルカードが破棄されるたびランダムな敵ユニットに2ダメージ与えるというパッシヴスキルを中心に展開し、そこにブランのパッシヴスキルで1ダメージ足していく。
このデッキは 破棄とドローによって容易くデッキを底近くまで引き切ることができる。それゆえ、1ラウンド目と3ラウンド目両方でコーラルの破棄するためのカードを確保するために、リッピー・ガドムンドが不可欠となる。
このデッキはコーラルを除去する手段に困るデッキに対し有効で、もし2つのラウンドでコーラルが生き残れないようだとこのデッキはポイントを取るのが難しくなる。相手が2つのフルのロングラウンドでのコンボを予期してなければ不意を突いて戦える。
モンスター
EREDIN IMLERITH (SABATH)
横並びでの支配と数枚のフィニッシャーをしのぐことを中心にメタが回ったことで、ラウンドを完全にコントロールできるようなデッキが浮上した。
この強力なデッキリストはそのあかしであり、イムレリス、シリとエレディンの能力のコンビネーションは強力で対策が難しく、ラウンドの支配もしくはカード・アドバンテージをほぼ約束する。上手く扱えれば、現在のほとんどの環境デッキに対して優位を取れるデッキである。
このリストはTeam Leviathan GamingのGreen-KnightとSaber97により作りあげられた。
EREDIN CIRI CARD ADVANTAGE
耐性は、狂騒や小刻みなダメージが多くのマッチアップにおいてキーとなっている環境ではますます人気になっている。
このデッキはシリとシリ:ダッシュによってカード・アドバンテージでの優位を取ることに焦点を当てている。エレディンの耐性付与の能力により、これらのカードはほぼ確実にカード・アドバンテージを約束してくれる。
オズレル、グールとゴリアテ、オールド・スピアチップ:睡眠をフィニッシャーとして用いる森ビッグの戦術の一部を取り入れているが、戦術の中心はコントロールデッキに対して最後の1回の手番(場合によっては2回)を握ることにある。コントロールデッキは最終手番でフィニッシャーの能力を最大限活かせてこそ強いのであるから、マッチアップする時にはカード・アドバンテージは非常に重要である。
スコイア=テル
北方諸国
ADDA + HUBERT
このリストは、リーダーとして珍しくもアダ王女を、フィニッシャーとしてフーベルト・レイクを採用している点を除けば、 よく見るドラウグデッキのようである。
しかし、この2つの変更点によってプレイングに大きな違いが出てくる。命令ユニットによって稼ぐ点数を最大化する代わりに、フーベルトをプレイするターンに最大ダメージを出すことに焦点を絞っている。フーベルト+アダの組み合わせはそれだけで19点出せるが、状況を整えてダメージ効果を増やせばさらにとんでもないフィニッシャーとなりうる。
いくつかのカードを活かすには1ラウンド目を勝つ必要があるので、このデッキをうまく扱うにはリソースの管理が重要となる。ぜひ試してみてくれ。
ニルフガード
CAHIR
敵ユニットがブーストを得るたび同量のブーストを得ることができるという能力をもつカヒル・ディフリンは、今デッキを組むうえで最も興味深いカードの1つだ。理論上、マハカムの守備隊、黄金の泡、グラスティーウォルプ、ヴァージェンの女トロール、グール、オゾレルなどなどのブースト効果に対して、カヒルは完璧なカウンターとなる。
それなのになぜカヒルは全然使われていないのか。ここに示したように、カヒル中心のデッキを組むことはできるが、それはドローに大きく依存するものとなるし、かつカヒルをセットアップして守るための中長期ラウンドが必要となる。しかしながら、うまくセットアップして一体の敵ユニットにブーストをかけることができれば、カヒル+レジス:上級吸血鬼は強力なコンボとなる。
残念ながらこのデッキは複数ラウンドにおいての強度は不足しているが、新しいものを求めているなら面白いので試してみてくれ。今後の拡張においてのこのデッキの将来性に期待している。
SPIES(密偵)
このリストは、モルヴランのリーダー能力や使者、ヨアキム・ド・ヴェットなどによるブーストによって装置が生き残りやすいため、現在のメタでは非常にうまく機能する。
エスケル:求道者、マグネ師団、禁衛旅団の執行官のような強力な装置と、シリ、シリ:ダッシュ、ハッゲのイスベルのようなカード・アドバンテージをもたらすカードのおかげでこのデッキはとても強力であり、またレソ:王殺しが変身で高いバリューを出しやすくなっている。そのため、このデッキは1ラウンド目は装置を機能させ続けて相手を圧倒し、3ラウンド目にカード・アドバンテージを押し付ける、というのがゲームプランとなる。
使者ごと一掃するためにレジスとヴィレム王子を採用する型もある。
この独自なリストはTeam Leviathan GamingのSaber97による。