【グウェント】Pick Up GwentUp !

 グウェントのデッキ投稿サイト、GwntUpから気になるデッキを取り上げてみようのコーナー。普通に強そうかどうかよりロマン重視。元記事には投稿者の解説ありますので、そちらも参照してください。

Nova Keltullis「ノヴァ・ケルトゥリス」(モンスター/エレディン)

gwentup.com

 ユニットを4種5枚、ゴールドカードもわずか4枚しか採用していないというなんとも尖った構築。
 狙いは「ターン開始時、自身が自軍墓地にある唯一のユニットである場合、このユニットは無作為に選んだ自陣列に召喚される」という能力をもつシリ:ノヴァのフル活用。シリ:ノヴァをひたすら墓地と盤面の往復させ続けようというコンセプト。
 ゴールドカードが勅令含む4枚だけということで、ナグルファーから確実に目当てのカードをプレイできます。エレディンのリーダー能力は3ラウンド目にケルトゥリスに使うよう推奨されてます。
 エンシェント・フォグレットの扱いは注意が必要。ちゃんと死んでくれれば破滅持ちで復活するので墓地を汚すことないのですが、封印されてから墓地送りにされるとシリ:ノヴァが復活できなくなって終わります。槍での自殺なども考えないといけません。
 私もさっき試しに使ってみましたが…正直、私の腕では勝てる気しません。数少ないユニットをどのタイミングで出すかが非常に難しいし、ケルトゥリスは扱いづらいし、そもそもディメリティウム爆弾なんかが手札で腐ると除去が追い付かなくなってどうしようもなくなります。

Usurper: Best Tactic/Lock mix with Tempo「簒奪者戦術封印テンポ」(ニルフガード/簒奪者)

gwentup.com

 12月パッチ以降、目に見えて増えたリーダーである簒奪者ですが、このデッキは戦術カードと封印シナジーを採用した簒奪者テンポデッキ。
 リーダー能力を無効化する簒奪者とユニットの能力を封じる封印で相手の勝ち筋を徹底して邪魔しつつ、こちらはティボル、駐屯地といった高得点カードとそれを再利用できる転生、ステファン・スケルンで押し切る狙い。
 パッチで簒奪者強化されたといってもマリガン1回しかできませんし、デッキ圧縮手段にも乏しいので、駐屯地、ティボル(or勅令)をきっちり引いてこれるグウェント上手い人でないと使いこなせなそうなデッキではあります。

HC Mill「ホームカミング・ミル」(ニルフガード/エムヒル・ヴァル・エム)

gwentup.com

 相手の勝ち筋を潰すことで勝とうとするという点では↑の簒奪者デッキと似ていますが、こちらは相手デッキの核となるようなカードを燃やすことに全力投球した陰キャデッキ。
 元記事ではストレゴボール、ハッゲのイスベル、レソ:王殺しにエムヒルのリーダー能力も絡めてハンドアドバンテージを狙いにいくややこしいコンボや、トラヒャルン・ヴァル・ヴディフィで相手デッキのトップを覗いてから蛇流派ウィッチャーやカンタレラで狙い撃ちにするようなプレイが紹介されています。相手の低コストカードばっかり燃やしてデッキ圧縮を手伝っただけでおわり、とならないようにするには、なかなか熟達のプレイングが求められそうです。

Inferno「獄炎」(北方諸国/ヘンセルト王)

gwentup.com

 ドラウグデッキに死霊シナジーも採用した型。死霊シナジーなんてあったんだ、という。
 ドラウグ、呪いの騎士で味方ユニットを死霊化してからのサブリナ・グレヴィッシグ+サブリナの獄炎のWサブリナコンボ決めて気持ち良くなるためのロマンデッキ。正直、コンボ狙うにしても獄炎まではやり過ぎで、ドラウグ+サブリナ・グレヴィッシグで満足しといた方が勝ちやすそうな気はしないではないですが。